❚ 25.1.23 太田保健センター主催 ステップアップ講座開催しました
太田保健センターよりご依頼をいただき、「グリーフケアを身近に感じる」~グリーフに寄り添うステップアップ講座~ と題して、お話させていただきました。
昨年の基礎講座に続き、今回もステップアップ講座のご依頼をいただき、とても嬉しく思います。
当日は、太田市の保健師のみなさんをはじめ、児童相談所の職員さんや桐生大学の看護学生さんなど、多岐にわたる方々でした。
現場での悩みや課題に耳を傾けながら、少しでも活動のヒントとなるような内容を心がけました。
❚“周産期グリーフケア”
厚生労働省の統計によると、流産は6人に1人、死産は50人に1人が経験するといわれています。
しかし、これほど身近に起こりうるにもかかわらず、流産や死産を経験した当事者が声を上げることは難しく、悲しみを共有する機会さえ得られないと感じる方も少なくありません。
今回、太田保健センターのご依頼を受け、『グリーフケアを身近に感じる』~グリーフに寄り添うステップアップ講座~を開催し、周産期のグリーフケアをテーマにお話ししました。
実際に産後のお母さんたちに関わる保健師の皆さまが、グリーフケアについて学びたいと声をあげてくださることは、本当に嬉しいことです。
今回は、「きく」こと に焦点を当て、ロールプレイを多く取り入れながら進めました。
また、セルフケアの視点から、自身の感情に向き合うことの大切さ についてもお話しし、感情ノートを記録することで心の状態をコントロールする方法を紹介しました。
保健師の皆さまは、お母さん・お父さんの不安いっぱいの育児を支える、心強い存在です。
だからこそ、ご自身の心のケアも大切にしていただきたいというメッセージをお伝えしました。
『ことのは』でも、支援する側のセルフケアを大切にしながら活動しています。
今回の学びが、少しでも皆さまの支援のヒントとなれば幸いです。



『ことのは』では、研修等の場でお話させていただくという活動もしております🌸
聞いたくださった方にとって『グリーフを抱えた方』へ寄り添うことができるようなヒントとなる、お話ができたらと思っております。
ぜひご活用ください。
※この事業は赤い羽根共同募金の助成を受け実施しています※