【レポート】ことのはオープンデイを開催しました

■ 「大切な人を想う時間」としてのオープンデイ

ことのはオープンデイは、大切な人を想いながら、簡単なものづくりを通して、静かであたたかな時間を過ごすための会です。
「何かを話さなきゃいけない」場所ではなく、安心して過ごせる時間を一緒に過ごせたらと—————
そんな想いから生まれた、ことのはの中でも穏やかで楽しい時間です。


■ 今回のワークショップ:携帯ストラップづくり

今回のものづくりは「携帯ストラップ」。
講師は、パラコード作家SAKUとして活動されている須田ともみさん

カラフルで丈夫な紐(パラコード)を使って、ひとつひとつ結び目を作りながら、オリジナルのストラップを仕上げていきました。

参加者のみなさんも、黙々と手を動かしながら、時にはふと笑顔を浮かべる場面も。

「誰かと一緒に、でも無理に話さなくてもいい」

そんな心地よさが、この場には流れていました。


■ 想いを、手の中でかたちに

グリーフケアにおいて、「手を動かす」という行為は、言葉にならない気持ちと向き合うためのひとつの手段でもあります。

ひと結び、ひと結びに、誰かを想う気持ちを込めながら、作品が少しずつ完成していく様子はとても印象的でした。

出来上がったストラップは、それぞれに個性があり、きっと参加者の方にとって、大切な「お守り」のような存在になったのではないかと思います。


次回のオープンデイも、開催が決まり次第InstagramやLINEでお知らせいたします。

初めての方も、おひとりでも大丈夫です。どうぞご自身のペースで、ご参加ください。

【レポート】坊主Bar・坊主ナイトを開催しました

ことのはでは、グリーフケアの一環として、お坊さんと気軽に語り合えるイベント「坊主Bar」「坊主ナイト」を定期的に開催しています。

宗教の勧誘や布教活動を目的としたものではなく、「ちょっと心が疲れたとき」「誰かに話を聞いてほしいとき」に、あたたかく見守ってくれる存在と、ゆるやかに言葉を交わす時間です。


■ 2025年6月28日(土)|坊主ナイト「家族」

6月のテーマは「家族」。
「家族だからこそ…」という悩みは、大なり小なりどんな人にもあるのかもしれません。
そんな家族について、参加者それぞれが思いを巡らせながら、お坊さんとの対話を交わす時間となりました。


■ 2025年9月27日(土)|坊主Bar「つながり」

9月のテーマは「つながり」。
人とのつながり、地域とのつながり。

いろんなつながりについて、お坊さんたちと楽しく
ときに真剣にお話ししました。 


■ 2025年12月5日(金)|坊主ナイト「手放す」

12月のテーマは「手放す」。

「何をどう手放せばいいのか」「そもそも手放すって、悪いこと?」という疑問や迷いが生まれることがあります。

この日の坊主ナイトでは、そんな“手放す”という言葉にまつわる葛藤や痛みについて、お坊さんがそれぞれの視点から、語ってくださいました。


■ あなたの「いま」の気持ちを、そのままに

坊主Bar/坊主ナイトは、普段なかなかお話しする機会が少ないお坊さんたちと楽しくお話しできる場です。

「わかってもらおう」と頑張らなくても、そのままのあなたで安心して過ごせるような時間を大切にしています。
次回の開催も、各SNSでお知らせしていきます!

【レポート】森の中で過ごす、子どものグリーフケア

開催日:2025年12月7日(日)/会場:サンデンフォレスト(群馬県前橋市)

12月7日(日)、サンデンフォレストにて、グリーフケアを必要とするご家族を対象に、冬の自然の中で静かに心をほどく1日を開催しました。
今回参加してくれたのは、親やきょうだいを亡くした経験のある子どもたちとそのご家族。
それぞれの状況は異なりますが、「大切な人を亡くした」という共通の体験を持つ方々が、安心して過ごせるような時間と空間を届けたいと願い、開催しました。


グリーフケアとは?

“グリーフ(Grief)”とは、身近な人との死別など、大切な存在を失ったときに生まれる深い悲しみや喪失感を指します。
特に子どもたちは、感情の表現方法や言語化が難しいこともあり、周囲がその存在に気づきにくいことがあります。

今回の活動では、「グリーフと向き合う」ことよりもまず、“安心して遊べる場” “気を張らずにいられる時間” をつくることを大切にしました。


森の中で、自然とつながる時間

午前中は、森の中を歩いてリースの材料となる木の実や蔓などを探す時間。
自然に触れながら、子どもたちの表情も少しずつほぐれていきます。

子どもたちが、時間を忘れて夢中になって素材を探す姿が印象的でした。

絵本「メメンとモリ」の読み聞かせ

お昼ごはんの前に絵本の読み聞かせを行いました。
今回はヨシタ ケシンスケさんの「メメンとモリ」。

メメンとモリの会話から、生きるってどういうことだろう?ということが優しくユーモアに伝わるお話に、子どもたちも静かに耳と心を寄せてくれました。

午後はリース作り

午後は、集めた自然素材を使って、家族ごとにリース作りをしました。

「ここにこの実をつけたい」
「こっちの色が合いそう」

と、思い思いに手を動かしながら、個性豊かな作品が次々と完成していきました。
完成したリースは、きっとご家庭でも、心あたたまる思い出として飾られていることと思います。


ご家族同士のつながり

子どもたちとスタッフが森で散策している間には、ご家族同士やスタッフと語らう時間も。

似た体験を持つ者同士だからこそ話せること、受け止められる言葉がたくさんありました。


終わらない悲しみと、これからも共にあること

グリーフの悲しみは、時間が経てば「消える」ものではありません。
でも、その悲しみを“ひとりで抱え続けないこと”が、心の安らぎに繋がると私たちは信じています。

これからも、子どもたちにとっても、ご家族のみなさんにとっても「安心して過ごせる場所」を作っていけるよう活動を続けていきたいと思っております。

小学校での読み聞かせを実施しました


自分の中の“ひみつの三人”を見つけよう」

実施日:2025年12月4日(木)|場所:安中市磯部小学校


絵本をきっかけに、心の中の気持ちと出会う時間

2025年12月4日、安中市磯部小学校にて、グリーフに関する読み聞かせを行いました。

大切な人やものとの別れ、心の中にあるさみしさ、怒り、不安…。
普段は見過ごされがちな“気持ち”にそっと目を向ける時間です。

はじめに、絵本『きみのしらない秘密の三人』を読み聞かせ。
みんなのからだの中に住んでいる「ひみつの三人」が紹介されています。
そして、その三人が私たちのために何をしてくれているのかも、物語の中で描かれています。

子どもたちは真剣に耳を傾けながら、「自分の中にも“ひみつの三人”がいるかも…?」と想像をふくらませていました。

自分の“ひみつの三人”を描いてみよう

絵本のあとには、ワークの時間。
子どもたちはそれぞれの「ひみつの三人」を紙に描き、

・どんな性格?
・どんなときに出てくる?
・どんな口癖?

などを自由に表現をしてもらいました。
「怒りっぽい子」「さびしがりな子」「泣き虫な子」「優しい子」……
想像以上に豊かな感性で、自分の心の中を見つめてくれたことに、胸を打たれました。

子どもたちの中にも、小さなグリーフはある

死別に限らず、子どもたちも日常の中で、たくさんの「さよなら」や「悲しみ」を経験しています。

・ペットとの別れ
・転校した友だち
・家族の病気や変化
・失くした宝物——

「寂しさ」や「悲しさ」「怒り」などを「感じていい」と伝えられる場や、
気持ちを外に出せる場所があることが、子どもたちにも大人たちにも支えになると考えています。


大人にも問いかけたい、心の中の“ひみつの三人”

今回の授業を通して、私自身もあらためて自分の中にいる“感情たち”に耳をすませる時間をもらいました。

目には見えない気持ちに、名前をつける。

それだけで、自分の中のざわざわが少しやわらぐことがあります。

あなたの中にも、「ひみつの三人」がいるとしたら——
それは、どんな三人でしょうか?


読み聞かせのご依頼について

今回のような絵本を通じたグリーフの授業・読み聞かせ活動は、今後もご希望に応じて出張対応を行っています。
ご依頼・ご相談は【お問い合わせフォーム】よりお気軽にご連絡ください。

【レポート】ことのはカフェを開催しました

2025年10月9日に高崎市でお子さんを亡くした方を対象とした、ことのはカフェを実施しました。

年に数回、お子さんを亡くされた方を対象にしたお話会を開いています。
亡くしたお子さんの年齢や背景はそれぞれ異なりますが大切なわが子を亡くしたということは同じです。

今回のことのはカフェの中でも、参加された皆さんが日々の暮らしの中で抱える葛藤や、ふとした瞬間に押し寄せる悲しみについてお話しました。
時間が経ったからこそ生まれるつらさや、誰にも言えずに胸の内にしまってきた思いなどたくさんあるかと思います。

お話を交わす中で、「みんな同じこと思うんですね」と気づかれる瞬間があり、そのたびに表情がふっと和らいでいく姿がありました。

誰かの言葉に自分を重ねたり、共感の中で心が少し軽くなったりする
――そんな穏やかな時間が流れていました。

これからも、安心して立ち寄れる居場所として、気持ちを言葉にできる時間を丁寧に育んでいきます。

ことのは のお話会のスケジュールはこちらからご覧いただけます。
個別相談はHPのお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合わせください。

2024.12.7『親子で楽しむ冬の星空かんさつ会』の記録

❚ 2024.12.7『親子で楽しむ冬の星空かんさつ会』開催しました

自然ゆたかな、群馬県赤城山南麓にあるサンデンフォレスト。
『ことのは』では、こどものグリーフケアとして「親子で楽しむ冬の星空かんさつ会」を行いました。
対象は 親・兄弟(姉妹)を亡くした経験のあるお子さんとその保護者 です。
「お星さまになったのかな…」亡くなったことに対して、そう思うお子さんも少なくありません。
今回は親子で冬の星空を眺めながら、心の中の想いをゆっくりと感じ合うひとときを大切に開催しました。

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24.11.23 CANDLEで彩る夜~大切な方に想いを寄せる日~ 開催しました

❚ 24.11.23 CANDLEで彩る夜~大切な方に想いを寄せる日~ 開催しました

『CANDLEで彩る夜』
毎年11月23日は「グリーフを考える日」として一般社団法人記念日協会に、登録されました。

日常の中で、自分のグリーフに向き合う時間を持つのは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
「グリーフを考える日」という特別な日に、大切な方への深い想いを灯りと共に紡ぐ夜――それが『CANDLEで彩る夜』です。
今年もカトリック前橋教会で開催いたしました。
前橋県庁の近くにある、とても素敵な教会です。
昨年、このCANDLEイベントを開催した際、とても温かい場だと感じました😊
今年も「ぜひ開催したい✨️」という想いで、準備を進めてまいりました。

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2024.10.14 「短期預かり里親って?お話会」開催しました

❚ 2024年10月14日 「短期預かり里親って?お話会」開催しました

2024年10月14日(月) 事務局であるココトモにて開催しました。
10月は「里親月間」です。
親御さんを亡くされたり、様々な事情でご両親と一緒に暮らせないお子さんたち、広い意味でのグリーフ(悲しみや喪失感)を抱えているのではと思います。
今回は、短期間(数日~2ヶ月程度)子どもたちを一時的にサポートする「短期預かり里親」制度について知っていただくことをテーマに開催しました。
里親支援機関「さとるーと」から、里親支援専門相談員の河村 貴之さん、海野 舞さんをお招きし、制度の仕組みや役割について詳しくお話しいただきました。

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2024.10.13 オープンデイ「押し花LEDキャンドル」開催しました

❚ 2024年6月26日 オープンデイ「押し花LEDキャンドル」開催しました

10月9日から15日は、国際的な啓発週間である「Baby Loss Awareness Week~亡くなった赤ちゃんとご家族に想いを寄せる1週間~」です。
この期間に合わせて、10月13日(日)に、流産や死産を経験された方を対象とした「ことのはオープンデイ」を開催しました。

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2024.9 西極寺西出住職より お菓子のご寄付☆

❚ お菓子のご寄付 いただきました☆

\ご寄付いただきました/
桐生市堤町にある西極寺の西出喜則住職より、お菓子のご寄付をいただきました!
西出住職には、『ことのは』での坊主ナイトや坊主BARでもご協力いただいております。
今回いただいたお菓子は、こどものグリーフイベントなどで大切に使わせていただきます。
本当にありがとうございました☆

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