【レポート】「ことのはカフェ@前橋」を開催しました

2026年7月9日、「前橋あかぎ道の駅」にて、大切な方を亡くされた方を対象としたお話し会「ことのはカフェ」を開催いたしました。

日常から少し離れて、それぞれのペースで集まれる安心できる空間をご用意しました。
今回は初めてお越しくださった方も含め、静かで温かな時間が流れ、お互いの存在を感じ合える大切なひとときとなりました。

心を交わす場

このカフェは、周囲にはなかなか話せない「心の中の想い」をそのまま口にできる場所です。

当日は、亡くされた大切な方との思い出や、日々の生活の中でふと感じる寂しさ、葛藤など、胸の奥にある様々な気持ちが言葉にされました。
参加者の皆様は、お互いの物語に静かに耳を傾け、「自分だけではない」と深く共感し合いながら、張り詰めていた心を少しずつ緩めていらっしゃいました。

寄り添う場所

私たちは、悲しみを無理に乗り越えるのではなく、その想いを大切に抱えながら共に歩んでいける場でありたいと願っています。
これからも「ことのは」は、地域の皆様に寄り添い、いつでも安心して戻ってこられる温かい居場所を守り続けてまいります。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

夜のお寺で『坊主ナイト』を開催しました🌙〜テーマ「喫茶」〜

今回は4名のお坊さんをお迎えし、「夜のお寺に行ってみたかった」「喫茶が好き」「お坊さんと話してみたかった」という想いを持った皆さんが集まり、いつもとは少し違う場所での開催となりました。

お坊さんが考える”喫茶”についてのお話も伺うことができ、参加者にとって新たな知識との出会いになったのではないでしょうか。
お仕事直後ということで、正装姿のお坊さんを見ることができたのも、今回ならではの貴重な時間でした。

坊主ナイト・坊主BARについて

「坊主ナイト」「坊主BAR」は、死別の経験の有無を問わずどなたでもご参加いただけるイベントです。
お坊さんと自由に語り合える、ふだんとは少し違った夜の時間。
気軽な気持ちでお越しいただけたら嬉しいです。

次回開催のご案内

次回は2026年10月17日(土)に「坊主BAR」を開催予定です。
詳細は決まり次第、改めてお知らせいたします。

サポーターキックオフミーティング開催

ことのはの活動を支えてくださるサポーターの皆様と、キックオフミーティングを開催いたしました。
上半期のスケジュールについてや、お話会に参加するときに心がけていることなどを共有したり、サポーターさん同士がお互いのことを知ることで安心して活動に参加いただけるように定期的にスタッフとサポーターさんたちとお顔を合わせるように心がけております。

サポーターについて

サポーターには、死別を経験された方や医療従事者の方など、立場の異なる皆様にご協力いただいています。
ことのはの活動理念にご理解・ご了承いただける方に、個別面談を経てお願いしております。

サポーター募集のご案内

ことのはのグリーフケア活動にご関心をお持ちの方、サポーターとしてご協力いただける方は、サポーター申し込みページよりお申し込みください。

グリーフケア講座を実施@館林市

2026年6月11日(木)、館林市邑楽郡医師会の在宅医療介護連携相談センター たておう様にて、グリーフケアの講座講師としてお招きいただきました。
ことのはのグリーフケアアドバイザー2名が、死別を経験した当事者の声を、医療現場で働く方々へお届けしてまいりました。

「寄り添い」を考える

当日は医師・看護師・介護士など、医療や介護の現場で活躍される50名の方々にご参加いただきました。
グリーフケアの視点から、死別という出来事にどのように寄り添えるのか、当事者の体験を交えながら皆様と一緒に考える時間となりました。

今後の活動について

医療現場の最前線に立つ皆様に、グリーフケアの大切さや死別を経験した方の声を直接お届けできたことを、大変嬉しく思っております。
ことのはでは、今後も様々な場でグリーフケアの普及活動を続けてまいります。

講座のご依頼について

ことのはでは、医療・介護関係者向けのグリーフケア講座のほか、企業・自治体・教育機関等での講座も承っております。
死別やグリーフケアに関する講座をご検討の方は、お問い合わせページよりお気軽にご相談ください。

【活動6周年】周産期グリーフケアの現場から―はちどりプロジェクト大竹様を迎え、意見交換会を開催しました

2026年、当団体は活動開始から6周年という節目を迎えました。

この大切な節目を記念し、今回は大阪で周産期グリーフケア(お腹の赤ちゃんや亡くなられたお子様を失ったご家族へのケア)の活動をされている「はちどりプロジェクト」代表の大竹さんをゲストにお招きし、意見交換会を開催いたしました。

専門職の皆様と共に、現場の「声」を聴く

当日は、日頃から「ことのは」の活動に関わってくださっている、医療や福祉の最前線で活躍される専門職の方々にお集まりいただきました。

大竹さんからは、周産期グリーフに直面しているご家族の切実な想いや、現場で今まさに必要とされているサポートについて、丁寧にお話しいただきました。

身近な課題を共有し、明日への一歩へ

後半の意見交換会では、参加者の皆様がそれぞれの現場で感じている「課題」や「悩み」について、活発な対話が行われました。

「身近な地域の中で、どうすればもっと早く、必要なケアを届けることができるか」
「専門職として、ご家族の心にどう寄り添うべきか」
「現場にいるからこその葛藤」など…

大竹さんの届けてくださった「声」を軸に、職種の垣根を越えて真剣に向き合う時間は、私たちにとっても改めて活動の原点に立ち返る貴重な機会となりました。

6年目の感謝と、これから

この6年間、活動を続けてこられたのは、共に歩んでくださるサポーターの皆様や、ことのはの活動に理解をしてくださった皆様の存在があったからこそです。

周産期グリーフはもちろん、グリーフケアという大切な課題に対し、これからも地域の中で手を取り合い、一人ひとりの物語を大切にする活動を続けてまいります。
今後とも「ことのは」をよろしくお願いいたします。

【開催報告】グリーフケア活動を支える仲間のための研修会を実施しました

2026年3月6日、当団体をサポートしてくださる皆様を対象に、グリーフケアの理解を深めるための研修会を開催いたしました。
今回は新しくことのはの活動をサポートしたいと希望してくださった6名の方にお集まりいただき、静かで温かな学びの時間を持つことができました。

共に学び、想いを分かち合う1時間半

研修はワークショップを交えた1時間半のプログラムで行われました。

グリーフケアの基礎知識を再確認するだけでなく、実際の場面を想定した対話のワークを通じて、「悲しみに寄り添うとはどういうことか」を参加者の皆さんと共に深く見つめ直しました。

研修を終えて

短い時間ではありましたが、参加者の方からは「ワークを通じて、聴くことの難しさと大切さを改めて実感した」「ケアする側の心構えを学べて安心した」といった心強い感想をいただきました。

私たちの活動は、こうした支えてくださる皆様の存在があってこそ成り立っています。今回学んだことを胸に、これからも一人ひとりの心に寄り添う活動を続けてまいります。

私たちと一緒に、グリーフケアの活動をしてみませんか?

当団体では、グリーフケアの活動を共に支えてくださるサポーターを随時募集しています。

「自分に何ができるかわからないけれど、力になりたい」
「悲しみに寄り添う場を大切にしたい」
という想いをお持ちの方、まずは一度お話を聞いてみませんか?

専門的な知識がなくても、研修を通じて一歩ずつ学びを深めていくことができます。
あなたの優しさが、誰かの心の支えになります。

ご希望の方は、↓のお申し込みフォームからお申し込みをお願いします。

【レポート】ことのはオープンデイを開催しました

■ 「大切な人を想う時間」としてのオープンデイ

ことのはオープンデイは、大切な人を想いながら、簡単なものづくりを通して、静かであたたかな時間を過ごすための会です。
「何かを話さなきゃいけない」場所ではなく、安心して過ごせる時間を一緒に過ごせたらと—————
そんな想いから生まれた、ことのはの中でも穏やかで楽しい時間です。


■ 今回のワークショップ:携帯ストラップづくり

今回のものづくりは「携帯ストラップ」。
講師は、パラコード作家SAKUとして活動されている須田ともみさん

カラフルで丈夫な紐(パラコード)を使って、ひとつひとつ結び目を作りながら、オリジナルのストラップを仕上げていきました。

参加者のみなさんも、黙々と手を動かしながら、時にはふと笑顔を浮かべる場面も。

「誰かと一緒に、でも無理に話さなくてもいい」

そんな心地よさが、この場には流れていました。


■ 想いを、手の中でかたちに

グリーフケアにおいて、「手を動かす」という行為は、言葉にならない気持ちと向き合うためのひとつの手段でもあります。

ひと結び、ひと結びに、誰かを想う気持ちを込めながら、作品が少しずつ完成していく様子はとても印象的でした。

出来上がったストラップは、それぞれに個性があり、きっと参加者の方にとって、大切な「お守り」のような存在になったのではないかと思います。


次回のオープンデイも、開催が決まり次第InstagramやLINEでお知らせいたします。

初めての方も、おひとりでも大丈夫です。どうぞご自身のペースで、ご参加ください。

【レポート】坊主Bar・坊主ナイトを開催しました

ことのはでは、グリーフケアの一環として、お坊さんと気軽に語り合えるイベント「坊主Bar」「坊主ナイト」を定期的に開催しています。

宗教の勧誘や布教活動を目的としたものではなく、「ちょっと心が疲れたとき」「誰かに話を聞いてほしいとき」に、あたたかく見守ってくれる存在と、ゆるやかに言葉を交わす時間です。


■ 2025年6月28日(土)|坊主ナイト「家族」

6月のテーマは「家族」。
「家族だからこそ…」という悩みは、大なり小なりどんな人にもあるのかもしれません。
そんな家族について、参加者それぞれが思いを巡らせながら、お坊さんとの対話を交わす時間となりました。


■ 2025年9月27日(土)|坊主Bar「つながり」

9月のテーマは「つながり」。
人とのつながり、地域とのつながり。

いろんなつながりについて、お坊さんたちと楽しく
ときに真剣にお話ししました。 


■ 2025年12月5日(金)|坊主ナイト「手放す」

12月のテーマは「手放す」。

「何をどう手放せばいいのか」「そもそも手放すって、悪いこと?」という疑問や迷いが生まれることがあります。

この日の坊主ナイトでは、そんな“手放す”という言葉にまつわる葛藤や痛みについて、お坊さんがそれぞれの視点から、語ってくださいました。


■ あなたの「いま」の気持ちを、そのままに

坊主Bar/坊主ナイトは、普段なかなかお話しする機会が少ないお坊さんたちと楽しくお話しできる場です。

「わかってもらおう」と頑張らなくても、そのままのあなたで安心して過ごせるような時間を大切にしています。
次回の開催も、各SNSでお知らせしていきます!

【レポート】森の中で過ごす、子どものグリーフケア

開催日:2025年12月7日(日)/会場:サンデンフォレスト(群馬県前橋市)

12月7日(日)、サンデンフォレストにて、グリーフケアを必要とするご家族を対象に、冬の自然の中で静かに心をほどく1日を開催しました。
今回参加してくれたのは、親やきょうだいを亡くした経験のある子どもたちとそのご家族。
それぞれの状況は異なりますが、「大切な人を亡くした」という共通の体験を持つ方々が、安心して過ごせるような時間と空間を届けたいと願い、開催しました。


グリーフケアとは?

“グリーフ(Grief)”とは、身近な人との死別など、大切な存在を失ったときに生まれる深い悲しみや喪失感を指します。
特に子どもたちは、感情の表現方法や言語化が難しいこともあり、周囲がその存在に気づきにくいことがあります。

今回の活動では、「グリーフと向き合う」ことよりもまず、“安心して遊べる場” “気を張らずにいられる時間” をつくることを大切にしました。


森の中で、自然とつながる時間

午前中は、森の中を歩いてリースの材料となる木の実や蔓などを探す時間。
自然に触れながら、子どもたちの表情も少しずつほぐれていきます。

子どもたちが、時間を忘れて夢中になって素材を探す姿が印象的でした。

絵本「メメンとモリ」の読み聞かせ

お昼ごはんの前に絵本の読み聞かせを行いました。
今回はヨシタ ケシンスケさんの「メメンとモリ」。

メメンとモリの会話から、生きるってどういうことだろう?ということが優しくユーモアに伝わるお話に、子どもたちも静かに耳と心を寄せてくれました。

午後はリース作り

午後は、集めた自然素材を使って、家族ごとにリース作りをしました。

「ここにこの実をつけたい」
「こっちの色が合いそう」

と、思い思いに手を動かしながら、個性豊かな作品が次々と完成していきました。
完成したリースは、きっとご家庭でも、心あたたまる思い出として飾られていることと思います。


ご家族同士のつながり

子どもたちとスタッフが森で散策している間には、ご家族同士やスタッフと語らう時間も。

似た体験を持つ者同士だからこそ話せること、受け止められる言葉がたくさんありました。


終わらない悲しみと、これからも共にあること

グリーフの悲しみは、時間が経てば「消える」ものではありません。
でも、その悲しみを“ひとりで抱え続けないこと”が、心の安らぎに繋がると私たちは信じています。

これからも、子どもたちにとっても、ご家族のみなさんにとっても「安心して過ごせる場所」を作っていけるよう活動を続けていきたいと思っております。

小学校での読み聞かせを実施しました


自分の中の“ひみつの三人”を見つけよう」

実施日:2025年12月4日(木)|場所:安中市磯部小学校


絵本をきっかけに、心の中の気持ちと出会う時間

2025年12月4日、安中市磯部小学校にて、グリーフに関する読み聞かせを行いました。

大切な人やものとの別れ、心の中にあるさみしさ、怒り、不安…。
普段は見過ごされがちな“気持ち”にそっと目を向ける時間です。

はじめに、絵本『きみのしらない秘密の三人』を読み聞かせ。
みんなのからだの中に住んでいる「ひみつの三人」が紹介されています。
そして、その三人が私たちのために何をしてくれているのかも、物語の中で描かれています。

子どもたちは真剣に耳を傾けながら、「自分の中にも“ひみつの三人”がいるかも…?」と想像をふくらませていました。

自分の“ひみつの三人”を描いてみよう

絵本のあとには、ワークの時間。
子どもたちはそれぞれの「ひみつの三人」を紙に描き、

・どんな性格?
・どんなときに出てくる?
・どんな口癖?

などを自由に表現をしてもらいました。
「怒りっぽい子」「さびしがりな子」「泣き虫な子」「優しい子」……
想像以上に豊かな感性で、自分の心の中を見つめてくれたことに、胸を打たれました。

子どもたちの中にも、小さなグリーフはある

死別に限らず、子どもたちも日常の中で、たくさんの「さよなら」や「悲しみ」を経験しています。

・ペットとの別れ
・転校した友だち
・家族の病気や変化
・失くした宝物——

「寂しさ」や「悲しさ」「怒り」などを「感じていい」と伝えられる場や、
気持ちを外に出せる場所があることが、子どもたちにも大人たちにも支えになると考えています。


大人にも問いかけたい、心の中の“ひみつの三人”

今回の授業を通して、私自身もあらためて自分の中にいる“感情たち”に耳をすませる時間をもらいました。

目には見えない気持ちに、名前をつける。

それだけで、自分の中のざわざわが少しやわらぐことがあります。

あなたの中にも、「ひみつの三人」がいるとしたら——
それは、どんな三人でしょうか?


読み聞かせのご依頼について

今回のような絵本を通じたグリーフの授業・読み聞かせ活動は、今後もご希望に応じて出張対応を行っています。
ご依頼・ご相談は【お問い合わせフォーム】よりお気軽にご連絡ください。