2022.8.20「ホースセラピー体験」の記録

❚ 2022.8.20 『ホースセラピー体験』

こどもたちの夏休みに合わせ『ことのは』では、こどものグリーフケアとして「親子でふれあう ホースセラピー体験」を行いました。
対象は 親・兄弟(姉妹)を亡くした経験のあるお子さんとその保護者 です。
こどもと一緒に“グリーフ”を学べる機会を作りたいとの思いから、今回の会を開催いたしました。
“死別への悲しみ”は、大人でも受け入れることが困難です。子どもであれば、それはもっと複雑になってしまうこともあります。
子どもが死別を経験した時、子どもの心を少しでも支えられるよう、『ことのは』では子どもたちへの“グリーフケア”にも取り組んでいきたいと考えております。


“Pony Park Cuddle”

ホースセラピーは馬の体温を感じたり、ふれあいにより、心と身体の両方に効果のある活動といわれています。

今回は安中にある、Pony Park Cuddleさんで行いました!
スタッフもポニーや馬とふれあいが、初めての人が多くこども達も自分達より大きいポニー達にドキドキワクワクしている様子でした。
ポニーと聞くと、小さなお馬さんを思い浮かべますよね?!
ポニーとは 体高が147cm以下の馬 のことを言うそうです。

自然のなかで、のびのびと暮らしているポニーたちをみていると、子どもたちも大人も自然とゆったりリラックス。
Pony Park Cuddleの黒田さんとのお話では、ポニーたちはストレスを抱えている人が分かるそうです。
自分よりも大きな動物に乗ったり、ふれあうことで身体と心の両方に癒しの効果があるとのことです。



 たくさんの“ ふれあい ”

参加の子どもたち、みんなで自己紹介タイム!
今回はパペットの『ぐーたん』@juju.ventriloquism が来てくれました。

『ねぇねぇ、みんなのお名前きかせてよ!』
ぐーたんがインタビューしながら、子どもたちの自己紹介がはじまると、はじめて会った子どもたちの緊張した様子が一気に笑顔に♡

グッと距離が近づいた子どもたちは、2グル-プに分かれてポニーとのふれあいタイム。
手綱をひいて少しずつ慣れてきたら、乗馬にチャレンジ。
みんな背筋をピンとのばして格好良く乗っていました!

Pony Park Cuddleでは、ポニーだけでなく、犬やねずみ番の猫も仲良く暮らしています。
子どもたちは、自然のなかでたくさんのふれあいがありました。




こどももポニーもぐータンに釘付けでした!


“ ココロの言葉=言の葉”を大切に

『ことのは』のこどものグリーフケアは、お子さん達に踏み込んだ話をすることはありません。
グリーフに関する絵本の読み聞かせなどを通して、「悲しいときは泣いていいんだよ」ということを伝えられたら良いなと思っています。
同じ仲間や居場所があることを感じていただけたら嬉しく思います。

お子さんがプログラムに参加中にご家族の方は、今困っていることや悩んでいること、揺れる気持ちについて安心してお話していただける時間を確保しております。
同じような経験をされている方同士で「こんな時どうしてましたか?」など普段聞けない疑問などもこのような場で共有されることも多くあります。
お子さんにとっても、ご家族の方にとっても
有意義な時間になるよう準備しておりますので、気になることや不安なことなど遠慮せずご相談ください。




「グリーフ」に関する絵本の読み聞かせをしました。
今回は「かなしくなったらやってみて」と「きみがしらないひみつの三人」

最後に、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
Pony Park Cuddleさん、ありがとうございました。
次回の子どものグリーフケアは 11月19日(土)を予定しています!
詳しくはこちら ⇒ 【募集】こどものグリーフケア『親子でふれあう 森あそび』


※この事業は赤い羽根共同募金の助成を受け実施しています※