24.2.3   あがつま医療アカデミー 講師依頼を受けました

❚ 24.2.3   あがつま医療アカデミー 講師依頼を受けました

NPO法人あがつま医療アカデミーは、群馬県吾妻地域におけるリビングウィル啓発活動や医療に関わるフォーラム、研修を開催することで住民の健康増進を目的としているNPO法人さん。
今回、ありがたいご依頼をいただき『グリーフケアを身近に感じる』~支援者としてできること・死別を受け入れるために~と題して、お話させていただきました。
医療、介護、行政関係の方、約60名がご参加してくださいました。
お招きいただきました、あがつま医療アカデミーの金子さま・皆さま、そしてご参加してださった皆さま、ありがとうございました。
そして長野原町へき地診療所「金子稔先生」、きっかけをいただき本当に感謝申し上げます。


“地域×グリーフケア”

『グリーフケア』
言葉では聞いたことがあるけれど、実際はどんなことをするのか?
「地域でできるグリーフケアは?!」
みなさん、そんな想いでご参加くださっていました。
先生と呼んでいただくことは耳慣れないため、大変恐縮してしまいます💦(〇〇さん、でぜひお願いします。)

長野原町へき地診療所「金子稔先生」よりお声がけいただき、たくさんの方にグリーフケアを知っていただくきっかけとなり感謝の気持ちでいっぱいです。
金子先生の記事が掲載されていますので、詳しくは⇒ こちら

吾妻郡では、年間800名の方が亡くなられているそうです。
大切な方を亡くされ、グリーフケアを求めている方がきっといらっしゃるのではないか。
ですが、地域によって、グリーフケアのカタチは必ずしも同じではないような気がしています。
同じような境遇の方同士がお話する「グリーフシェア」ができたほうが良い地域。
「個別」でお話したほうが良い地域。
そして、地域で関わる方たちが、それぞれの声がけでグリーフケアが行えると良い地域。
それは、実際に地域で携わっている方だからこそ、わかることもあるかもしれません。

そして、サポートしている皆さん自身のことも、ぜひ大切にしていただきたいことを、お伝えさせていただきました。
ご家族だけでなく、関わっている周囲の方もグリーフを抱えることがあります。
『ことのは』でもセルフケアを大切にしながら、活動しています。



グループワーク

グリーフ・グリーフケアとはどんなことか、『ことのは』の活動の紹介、そして丹羽美礼さんからご自身の体験のお話を伺う大切な時間。
休憩の後に「グループワーク」を、7グループに分かれて実施しました。
グループワークでは、実際にみなさんがそれぞれの活動の場で感じていること、グリーフケアについての質問など活発にディスカッションしました。
グループワークのあとは、みなさんでのシェア。
医療・介護・行政と、関わりにより様々な感想や、質問がありました。

グリーフを抱えた方へ「なんと声がけしたら良いのか」ということは、みなさん悩まれているようでした。
「心配しているよ」そう思っていても、行動しないと伝わらないものですよね。
その方との関係性も含めて、考えていけたらとお話させていただきました。
私たちにとっても、とても貴重な機会をいただきました。
皆さまとの出会いに感謝いたします!

『ことのは』では、研修等の場でお話させていただくという活動もしております🌸
聞いたくださった方にとって『グリーフを抱えた方』へ寄り添うことができるようなヒントとなる、お話ができたらと思っております。
ぜひご活用ください。


※この事業は赤い羽根共同募金の助成を受け実施しています※