❚ 24.2.5 太田保健センター 保健師さん向け研修依頼を受けました
太田保健センターより、ご依頼をいただき『グリーフケアを身近に感じる』~支援者としてできること・かなしみへのふれ方~と題して、お話させていただきました。
太田の保健師さん、約25名がご参加してくださいました。
周産期グリーフのお話を中心に、実際の体験なども含めて、お話させていただきました。
ご参加してださった皆さまにとって、少しでもお役に立てるお話ができていたら嬉しく思います。
❚“周産期グリーフケア”
『周産期グリーフケア』
厚生労働省の統計によると流産は6人に1人、死産は50人に1人が経験しているといわれています。
これほど身近で起こりうる流産や死産にも関わらず、当事者の声を上げることが難しく、悲しみを共有する時間さえ与えられないと感じる方も少なくありません。
後期流産や死産を知って、気持ちの整理がつかない状態な上、通常の出産のような分娩や処置は心だけでなく、体もとてもつらいことです。
グリーフケアの中でも「周産期ケア」は 「社会に認められにくい喪失」といわれます。
しかし、周りからのあたたかいサポートがあれば、グリーフの道のりは少しは軽くなると感じています。
今回、このようにお招きいただき、実際に産後のお母さんたちに携わる保健師さんたちが、グリーフケアを知りたいと声をあげてくれることは、本当にうれしいことです。
保健師のみなさんは、お母さんたちの、初めての育児、不安一杯の育児をサポートされておりお母さん、お父さんにとって、とても心強い味方だと感じます。
その分、ご自身のセルフケアも大切にしていただきたいことを、お伝えさせていただきました。
『ことのは』でもセルフケアを大切にしながら、活動しています。
『ことのは』では、研修等の場でお話させていただくという活動もしております🌸
聞いたくださった方にとって『グリーフを抱えた方』へ寄り添うことができるようなヒントとなる、お話ができたらと思っております。
ぜひご活用ください。
※この事業は赤い羽根共同募金の助成を受け実施しています※