❚ 「子どもと一緒に宝取り鬼」開催しました
昨年8月に開催を予定していた「子どもと一緒に水鉄砲」の代替えとして、12月11日(土)に「子どもと一緒に宝取り鬼」を開催いたしました。その様子をご報告させていただきます。
子どもと一緒に“グリーフ”を学べる機会を作りたいとの思いから、今回の会を開催いたしました。
“死別への悲しみ”は、大人でも受け入れることが困難です。子どもであれば、それはもっと複雑になってしまうこともあります。子どもが死別を経験した時、子どもの心を少しでも支えられるよう、『ことのは』では子どもたちへの“グリーフケア”にも取り組んでいきたいと考えております。
『ことのは』初となる子ども対象の“グリーフ”活動は、桐生市梅田町にある野外活動センターを利用しました。
近くには桐生川や梅田湖があり、山林に囲まれた自然豊かな場所です。
当日は快晴!突き抜けるような空の青さが気持ち良かったです。
NPO法人ソーシャルグッドの『うごキッズ』さんをお招きし、・親子での準備運動、・子どもへのかけっこ教室、・親子対抗宝取り鬼を行いました。
今回ご参加いただいたのは7組の親子。お子さんの年齢制限などは設けておらず、5歳~10歳までのお子さんがいらっしゃいました。
なかなか体を動かす機会のないお母さんたちも、この日ばかりはお子さんと一緒に思いっきり体を動かしました。
かけっこ教室は子どものみの参加。準備運動で体力を消耗したお母さんたちは、子どもたちを見守りながら暫しの休憩。(笑)
午前11時前でしたが、日差しが強くポカポカ陽気。あまりの暖かさに、大人も子どもも上着や肌着を脱ぐ姿も見られました。
宝取り鬼では、お宝を奪いに行く攻め側と、お宝を取られないように守る守り側に分かれて対決しました。
大人チームと子どもチームが攻守に分かれ、親子での真剣勝負!
結果は子どもたちの圧勝!
見事に全てのお宝を獲得していました。お母さんたちの敗因はズバリ体力不足?のようでした…(笑)
いっぱい体を動かした後は、大人と子どもに分かれてそれぞれ“グリーフ”についてのお話会。
大人の方には、“グリーフ”とはどういうことか、どのような状態になるかなどのお話をさせていただきました。
お子さんたちには絵本を通して、命とはどういうものか、悲しい気持ちになったときはどうすればよいかなどをお話しさせていただきました。
“グリーフ”についてのお話会が終わったら、大人も子どもも食堂に集合。
お楽しみのお昼ご飯です!
この日のメニューはカレーライスとサラダ。桐生給食センターさんにご用意していただきました。
感染症対策の為、親子ごとに分かれて食べました。
たくさん体を動かしたからか、子どもたちはカレーライスをぺろり。お代わりをするお子さんもいらっしゃいました!
昼食を終え、片付けをして13時に解散となりました。
『ことのは』として子どもを対象にした“グリーフ”の会は初めての試みでしたが、参加してくださった方より「楽しかった」「また参加したい」との声を頂くことができました。
多くの子どもたちにも“グリーフ”という言葉を知ってもらい、“死別の悲しみ”や“命の尊さ”を知ってもらいたいと思います。
また参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今後とも『ことのは』の活動を宜しくお願いいたします。
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グリーフケア・ネットワーク ぐんま『ことのは』は 赤い羽根共同募金の助成を受けて実施しています。