24.2.16 桐生市立天沼小学校にて 読み聞かせを行いました

❚ 24.2.16 桐生市立天沼小学校にて 読み聞かせ 

『ことのは』では2023年3月、桐生市内の小学校17校へ 絵本「Life(ライフ)」を寄贈させていただきました。
献本した絵本を使用し、天沼小学校の5年生、約50名へ向けて読み聞かせを行ってきました。
読み聞かせ中は、子どもたちが熱心に耳を傾けてくれて、私たちスタッフも嬉しく思います。
天沼小学校の先生方、子どもたち、ありがとうございました。

こどもたちへグリーフケアを伝えるために~
私たちスタッフで、どのように読み聞かせを行おうか…と考えていました。

3月、4月は別れ・出会いの季節です。
「Life(ライフ)」の物語では、様々なものや人がつながり、バトンのように心にあたたかなものを与えてくれる。
この本を手にとった子どもたちに、グリーフ(悲嘆)を抱え寂しさを感じるときにも決してひとりじゃないよと伝えられたらと思い、Life(ライフ)を選びました。


“絵本「Life(ライフ)」”を読んで

広い意味でのグリーフは、子どもたちの身近にたくさんあります。
「卒業」「クラス替えでお友達と違うクラスになる」「好きな子が転校してしまう」「先生の転任」「ペットロス」「不登校」そして「震災で家をなくしたり、景色がかわってしまう」こと。
みんなの身近にあるグリーフを感じたとき、悲しい気持ちになるのは自然なことだよと伝えたい、泣いても良い、つらいときは話しても良いんだよ、そんな想いで読み聞かせをしました。

Life(ライフ)は高学年向けの絵本、5年生のクラスでの読み聞かせをさせていただきました。
子どもたちは絵本をジッと見ながら真剣にきいてくれました。
ありがとう☆
先生から「高学年になると読み聞かせの機会はないので、子どもたちは新鮮だったのではないか」とお話がありました。

実施後に子どもたちが書いてくれたアンケートには、とても素敵な言葉が並んでいました。
絵本からたくさんのことが伝わるのだなぁ。。と感動しました。
2024年4月からも、読み聞かせを行う予定です。
桐生の小学校の子どもたちと会えるのが、楽しみなスタッフです。


『ことのは』では、研修等の場でお話させていただくという活動もしております🌸
聞いたくださった方にとって『グリーフを抱えた方』へ寄り添うことができるようなヒントとなる、お話ができたらと思っております。
ぜひご活用ください。


※この事業は赤い羽根共同募金の助成を受け実施しています※