2023.8.19~20『親子でふれあうポニーキャンプ』の記録

❚ 2023.8.19~20『親子でふれあうポニーキャンプ』開催しました

『ことのは』では、こどものグリーフケアとして、安中市にある乗馬施設「Pony Park Cuddle」にて「親子でふれあう ポニーキャンプ」を行いました。
対象は 親・兄弟(姉妹)を亡くした経験のあるお子さんとその保護者 です。
こどもと一緒に“グリーフ”を学べる機会を作りたいとの思いから、今回の会を開催いたしました。
“死別への悲しみ”は、大人でも受け入れることが困難です。子どもであれば、それはもっと複雑になってしまうこともあります。
子どもが死別を経験した時、子どもの心を少しでも支えられるよう、『ことのは』では子どもたちへの“グリーフケア”にも取り組んでいきたいと考えております。


 “ホースセラピー”

ホースセラピーは馬の体温を感じたり、ふれあいにより、心と身体の両方に効果のある活動といわれています。

今回は安中にある、Pony Park Cuddleさんで行いました!


自然の中で、ポニーの温もり、息づかい、心地よさを感じながら、優しい時間が過ぎていきます..
カドルさんでは、ポニーだけでなくねずみ番のネコちゃんや、ワンちゃんも一緒に生活しています。

8月の暑い日でしたが、こどもたちも元気に参加してくれました。
昨年「ホースセラピー体験」でお世話になったカドルさん。
背の高い木にはハンモックやブランコもつくられています。
たかーくたかーく、飛んでいけそうな気持のよいブランコに子どもたちは大はしゃぎ!

日頃、あまり体験できないことを、親子で一緒に体験してほしいなと計画したポニーキャンプ。
ポニーとふれあうことが、初めてのお子さんもご参加されていましたが、19日・20日の2日間を通してポニーと仲良く過ごしました。


 “ 自然×ふれあい ”

参加の子どもたち、みんなで自己紹介タイム!
今回も、じゅじゅさん&パペットの『ぐーたん』@juju.ventriloquism が来てくれました✿
ちょっと緊張気味のはじめましての子どもたちに笑顔がこぼれ、みんなの距離がグッと近づきました。

1日目は、ポニーと仲良くなる!
ポニーと馬の違いは、首の付け根から地面までの高さ。
147cm以上は馬、以下はポニーなのだそうです。
ポニーに触れることが初めての子も、ポニーと一緒にゲームをしたりお手入れを通して、仲良くなれたかな^^

夕方は土砂降りの夕立に見舞われましたが、屋根のあるテラスでマシュマロ焼きをして楽しみました。
夕飯には、「てっしんさん」、そして「山田さん」が、おかわり止まらないカレーをつくってくれ、シュワシュワフルーツポンチで盛り上がり、子どもから「もうお腹いっぱい」という言葉も頂きました(笑)

「グリーフ」に関する絵本の読み聞かせは「おかあちゃんがつくったる」です。
夜のだんらんタイムは、保護者同士のお話も。

2日目は、ポニーに乗る!
仲良くなったポニーの背中にのせてもらいます。
ポニーのぬくもりに触れて心が安らぎ、馬上で揺られることでリラックス。
最後に、乗せてくれたポニーへ「ありがとう」の気持ちをこめて、シャンプーしました。(シャンプー体験は貴重!)


参加のみなさん、ありがとうございました。
子どもたちのキラキラな笑顔が、たくさんみられた2日間だったなぁと思い返しているスタッフです☆


“ つながり ” を大切に

グリーフを抱えると『つながり』が断たれたように感じることがあります。
親子でのつながり、子ども同士のつながり、いろいろなつながりを大切に、一緒に過ごしたいと思っています。
『ことのは』のこどものグリーフケアは、無理にお子さん達に踏み込んだ話をすることはありません。
グリーフに関する絵本の読み聞かせなどを通して、「悲しいときは泣いていいんだよ」ということを伝えられたら良いなと思っています。
同じ仲間や居場所があることを感じていただけたら嬉しく思います。

そして、地域のみなさんのあたたかな心遣いを感じた、ポニーキャンプでした。
この場をかりて、みなさんに感謝申し上げます<(_ _)>

まついだ森の家 三浦さん、安中子ども食堂 永井さん
朝食のパンを焼いてくださった アルカディアさん
2日目のお弁当 Annakaひだまりマルシェさん
大変お世話になりました🌻


※このプログラムは子どもゆめ基金の助成を受け実施しています※